「てんぷら=おやつ」が常識ってホント??
厚い衣にかくれた、昔ながらの味
おやつに?てんぷら??と、驚かれる本土の方、おそらく多いのでは。でも、これってホントの話。ちょっと小腹がすいたときに、近所のパーラーやスーパーなどでおやつ代わりに買ったりします。揚げたてのホクホクてんぷらを運よくゲットできたときには、そりゃあもう、鼻歌のひとつでもハミングしたくなる気分に。そう、大人も子どもも、みんなこの「てんぷら」が大好きなんです。
沖縄のてんぷらが、これだけ地元で愛されるには理由があります。それは安くて気軽に食べれる!ということ。本土でいう、あのカリッとした高級感あふれる「天ぷら」とは違い、沖縄のそれは衣が厚くボテッとしており、いかにも手づかみでどうぞといった具合にフレンドリー?!値段は大きさや具にもよりますが、1個50円前後とお財布にもやさしいんです。
沖縄でいう「てんぷら」の作り方はこうです。まず、小麦粉、水、卵、膨らまし粉、塩を、さくさくと混ぜ合わせて少し固めの“衣”を作ります。魚、イカ、野菜、いも、ゴーヤー、もずくなどが定番の“具”として使われ、油で揚げられます。物資の乏しかったその昔には、コーラなどの炭酸飲料を膨らまし粉の代わりに利用していました。
てんぷらの食べ方にも、本土と沖縄とでは少し違います。沖縄では「具」と「衣」を別々に食べ・・・ないです(笑)。答えは、天つゆの代わりに『ソース』をつけて食べる!でした。てんぷらそのものにも味はついているのですが、ソース味が加わると更に美味しく、食欲をわき立たせます。厚めの衣との相性も、バッチリ。
学校や会社から帰ると、おばぁ(沖縄では、尊敬と愛情を込めておばあさんのことをこう呼びます)の作ったアツアつのてんぷらが、テーフルの上に置かれている。買物客であふれる夕方のスーパーには揚げたての「てんぷら」が並べられ、家族の人数分だけ、残業前の腹ごしらえに、と買われていきます。
沖縄に遊びにいらっしゃる皆様、スナック感覚で食べられる愛情と栄養たっぷりの「てんぷら」を、どうぞ食べてみてくださいね♪
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