|
|
キッキッキッキッ・・・
真夜中に、どこからともなく聞こえてくる怪しげな声。本土から沖縄に移り住んで間もない私の知人は、その正体を探るべく夜中から部屋中を調査しましたが結局、その日は謎を解くことができませんでした。声の正体を本人が知ったのは、それから数週間も後になってからのこと。
キッキッキッキッ・・・ヤ・モ・リ
そう、ヤモリなんです。方言名は「ヤールー」。主に家の中や庭先でうろうろと生息しています。沖縄で見られるヤモリの種類は「ナキヤモリ」。大きさは8cmほどで、夜行性のため夜になると元気に活動しはじめます。
窓を閉めようと手をかけた瞬間、上の溝に這いつくばっていた“ヤールー”がビトッと手の甲に落ち、お互いにビックリさせられることが時々ある以外は、意外といい奴?! ゴキブリのように嫌われることも少なく、逆に蚊やハエなどを餌とすることから、地元のお年寄りに「ソージ(掃除)マヤー(猫)」などと親しげに呼ばれることもしばしばです(容赦なく外につまみ出されることもありますが)。
「ヤールー=家(ヤー)に居る」。語源はそこから由来しているのでは?!と感じるのは、私だけでしょうか? 爬虫類が苦手な人にとってはやはり悩ましい存在ですが、もともと「家に居る(生物)」=「ヤールー」ともなればあきらめもつくのか。どうだろう沖縄のヤモリよ・・・。
・・・次回は、沖縄の生物「ヤンバルクイナ」について。お楽しみに! |
| by ちょっちゅミユ |
| 掲載号[2004/02/05発行] Vol.108 |
| 「今月のコラム」は、毎週木曜配信の沖縄旅行お役立ち情報『タビンチュネット・メールマガジン』にて連載中です。メルマガでは、タビンチュネットのお得なクーポン紹介のほか、旬の沖縄ツアー情報もお届けします。
|
|