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『八十歳はサラワラビ(童)、九十(歳)になって迎えにきたら、百(歳)まで待てと追い返せ』(長寿の多いことで知られる沖縄・大宜味村「長寿宣言之村(碑)」より)
旧暦の9月7日(新暦10月2日)は「カジマヤー祝い」です。カジマヤーとは満97歳のお祝いのこと。統計によると那覇市の80歳以上の人口は8400人、90歳以上は1955人。中には未だ現役バリバリで働く人もいるから・・・、驚きます。
カジマヤー祝いの当日の様子はこう。その年97歳を迎えるお年寄りは赤やピンクの羽織を着て、ド派手に飾り付けたオープンカーに乗り、風車片手に町内をパレードします。それが終わったら公民館などで祝賀会。親戚のみならず地域の人々も参加して、盛大に長寿を祝います。翌日の紙面には満面の笑みを浮かべたおじぃや、おばぁのVサイン!政治面を脇に追いやるほど(?!)、でかでかと掲載されるんです。
「97歳おめでとう!風車をもって童心にかえり、どうぞ余生を楽しんでください」という感謝の思いが込められた、沖縄独特のお祝い「カジマヤー」。地元のお年寄りが長寿の理由は、食塩摂取量の低い食生活にあるとかカルシウムを多く含む水にあるとか、暖かい気候や楽観的な人柄にあるとか色々らしいですが・・・、
「おじぃ、おばぁ、チャーガンジューヨー(元気で)、長生きしてよぉ〜。」
人々にこれだけ愛されるという生活文化が、何よりの秘訣なのかも知れません。来月2日にご旅行予定の皆様、沿道で祝福を受け嬉しそうに手を振るカジマヤーのパレードに出会ったなら、どうぞ温かく見守ってあげて下さいね。
・・・次回は、身近な暮らしから「トイレ」をご紹介。お楽しみに。 |
| by ちょっちゅミユ |
| 掲載号[2003/09/04発行] Vol.87 |
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