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「うりずん」「若夏(わかなつ)」
季節を表す沖縄特有の“季語”があります。「うりずん」と「わかなつ」は、中でも特に美しい季節感をもつものとして知られています。
「うりずん」とは、2月下旬から4月中旬の清明祭の頃にかけて。短い冬が終わり恵みの雨によって潤った大地に、春の花々が芽吹き始めます。風が弱まり柔らかい日差しが降り注ぐ、みずみずしく心地よい季節。
その後に静かにやってくるのが「わかなつ」。南国の初夏を表します。時期は4月下旬から6月中旬にかけて。うりずんに息づいた草花がますます青々と成長し、若く爽やかな活気に満ちあふれた季節を表現しています。
猛暑の続く長い「夏」があるからこそ、その中に迎える「うりずん」や「若夏」をとりわけ美しく感じるのかも知れません。どちらも沖縄の一年のうちで、もっとも過ごしやすい時期だと言われています。
・・・う〜ん、それにしても本土の四季もまた優美ですよね。はらはらと風に舞い踊るピンクの桜、見事なまでの桜並木をはじめて見たときの感動は、今でも忘れられません。今週で8月も終わり。沖縄の夏はもう少し続きます。
・・・来月のテーマは『身近な暮らし』。第1週目は「長寿の祝」について。 |
| by ちょっちゅミユ |
| 掲載号[2003/08/28発行] Vol.86 |
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